施術時の硬化熱への対処法をご紹介
CURING HEAT
ジェルネイルの施術中に発生する硬化熱への対処法についてご紹介します。ジェルネイルの硬化過程で生じる熱は、時に不快感を伴うことがあるため、お客様が硬化熱を感じにくいよう工夫をしております。施術時の熱感を最小限に抑えるための工夫と、安心して施術を受けられる環境づくりに努めています。安心して美しさを追求するお手伝いをさせていただくための取り組みをご紹介します。
きれいになるのに痛み・傷みはいらない
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月に一度都心の隠れ家で、大人の女性のためのご褒美ネイル
PrivateSalon sonoro (ソノーロ)
前提として、フォルム形成はただジェルを塗るのではなくジェルで形を作るわけですから、爪の上に乗せるジェルの量は当然形成をしていない時と比べて増えるということになります。ジェルの量が多いと避けられないのが、上記に記載した硬化熱。ご経験された方もきっといらっしゃると思います。ライトに入れてジェルを固める時に「あっつ!」となる、アレです。
一つ目のジェルの量については既に上記で触れました。
二つ目のライトについてですが、現在どのネイルサロンも恐らくジェルを硬化する際はLEDライトを使用しているかと思います。昔はUVの波長でライトが作られていたためパワーが少し弱かったのですが、現在主流のLEDは素早く固まりかなりのハイパワーです。平均30W以上が多く、当サロンもメインのライトはLEDの36Wを使用しておりますので、何も気にしないで施術するとあの嫌な硬化熱が起こりえます。
また、三つ目の素材に左右される点についてですが、一昔前のジェルより今の世に出回っているジェルは固い素材でできていることが多いです。特に3~4週間経っても艶が消えないようなジェルは、ガラスのような硬度を持っています。ジェルが付け替え時期に艶が無くなっていることがある場合、生活の中で表面に細かな傷が無数についていることが多いです。つまり、硬度があれば傷は付きづらく艶が保たれます。そのため当サロンでは、一番最後に塗るジェルは「硬め」のものを使用しております。
そもそも「熱かったら出してくださいね」って?
ここまで書いてきてお気付きかと思いますが、当サロンsonoroは硬化熱を発生する条件がパーフェクトです。でも、だからこそ、ジェルを固め際にはかなり時間を使い注意を払っています。
具体的な対策ですが、施術の際のジェル硬化時はお客様自身で一切ライトに手を入れていただいておらず、全てわたしでお客様の手の上にライトをあて固めています。その際、ジェルメーカーが推奨する「これくらいライトをあてればジェルが固まりますよ」という時間が10秒ほどであっても、30~40秒かけて固めていきます。片手5本全部一気に固めた方が早く終わり効率的ですが、当サロンの施術では一本ずつ×30~40秒です。
ところで、ライトに手を入れる際「熱かったら出してくださいね」と言われたご経験はありませんか?
わたしは、ネイリストになる前に通っていたネイルサロンで何度か経験があります。そして、事前に声がけされる場合は大体熱いものです。熱くなるのがわかっているなら、何とかして欲しいといつも思っていました。中には何も言われず、熱くても「途中でライトから手を出してしまったら、きちんとネイルが完成しないんじゃないだろうか」と不安になってしまい必死で我慢してしまったこともありました。
でも、大丈夫。当店ではそんなことはありません。大抵のジェルネイルは最後に塗ったトップジェルの硬化時間の合計=メーカー推奨の硬化時間であれば、きちんとつやつやな仕上がりになるのです。
この仕組みを利用した当サロンの工夫
当サロンは熱さを感じる前にライトを当てたり外したりを繰り返し、合計の照射時間をメーカー推奨硬化時間になるよう工夫しております。
これは「熱い!」と感じる瞬間・タイミングはどのお客様もほとんど同じで、使用するジェルの原料によって差異はあるものの、ライトに入れて暫くしてからやってくることから、調整が可能となっているからです。そのため、硬化熱のタイミングを叩き込むために自ら人柱となり、タイミングを把握していないジェルに関してはまず自分の手で試しています。
月一のネイルの時間を楽しみにご来店いただき、気分良くお帰りいただくために、sonoroでは日々、お客様の立場で様々な事柄を改善してまいります。ぜひ、ほかのネイルサロンでは追随を許さない過程・仕上がりをご堪能ください。